AIの進化で果たしてERPは変わるのだろうか?
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/112301416/
生成AIが解く「ERP30年の呪縛」、ベンダーとユーザー双方に迫るアドオンとの決別(Jouleについて言及)
という記事を読んでみて、少しだけ日本のERP市場がここ数年で変わるのではないか?いや、実際に現場を見ているとそれは夢の世界なのではないか?と考えさせられる。
人事系のソリューションからERPに担当替えして早1年。これは(ERP)プライベートクラウドという名のオンプレミスじゃあないか?人事系もアドオンという独自開発があったけれども(それはそれなりに生粋のクラウドサービスから来た私はびっくりした)ERPはもっといや完璧にオンプレなのではないか?
そんな日本の企業のトップが「AIを使い始めたい」なんて言ったら、ERPをオンプレからパブリッククラウドに変えなくてはいけない。変えたくなかったプロセスをクラウドに変えて、さらに従業員のマインドセットを変えていかなくてはならないのだ。
実際の現状を見ている私は、希望を捨てたくはないが人々が変わるのはかなり大変と感じてしまう。
でも希望は捨てたくない。この記事を読んで少しづつでもインフルエンスする気力も出てきたのも事実であるから。
ちなみにこの記事はAIを使って音声で指示をするだけで、答えてくれるというもの。例えば「ここ6ヶ月の日本地域の売り上げを、事業別に見たい」と言えばAIが答えてグラフとか使ってすぐに見えるというもの。企業のトップはぜひ欲しいと言うに違いない。ただそこへ辿りつくまでは、クラウドに自分たちを合わせなくてはいけない。今自社のプロセスに合わせて使っているERPを本当に変えられるのだろうか?
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